特に面白かったところの記録をざっくり残しておきます。
大田黒公園。門を入ったところの並木が壮観でした。
閑静で流れる水の音ばかりが聞こえていた。橙や黒の鯉が餌を欲しそうにしていて、遠くの方には金色の鯉もいた。
荻外荘。「てきがいそう」と読みます。
正面奥のお屋敷が荻外荘。近衛文麿の旧宅、吉田茂さんも一時私邸として使っていたらしい。
洋風建築のようだけど中華っぽさもあり、独特の雰囲気の建物でした。
写真は応接室。椅子が並んでいる会談的スペースもオシャレなのですが、十畳ほどの畳の部屋がいくつかあってとても過ごしやすそうでした。
角川庭園、角川書店の創業者の邸宅と庭。
建物の外観・内観写真を撮らなかったのですが各部屋に大きな窓があり、庭をのぞめるようになっていたので開放感があった。
茶室もありました。茶室って初めて入ったかもしれない。4.5畳で屋根が低く、入り口が狭かった。
茶器類が一般客にも触れられるような形で並んでいたて、ちょっと警戒心無さすぎではと心配になった。こちらが割ったり盗んだりしないともしれない(?)のに……。
客の数では荻外荘が一番多く、案内員も何人か常駐していました。7月くらいにはカフェ棟もできるらしい。チケットを買う必要あり。
角川庭園は少ないながらもぽつぽつと訪問客がいる感じ。
大田黒公園はほとんど観光らしき人はおらず、地元の人が数人、のんびりあずまやでくつろいでいました。
ところかわって三鷹。
山本有三記念館は改修のため閉館していましたが門がおしゃれで、門の中も広々としていて心地良さそうでした。
いずれ入ってみたい。
ついでに三鷹の森ジブリ美術館。チケットは完売だったので入り口付近に立ち寄るだけ。
遠くから見えるロボット兵がよかった。
太宰治の邸宅が再現され、そこに原稿や手書きの手紙、絵画が飾ってありました。
自画像の色使いが良かった。
墓自体は本の中の写真で見たことがありますが、実際に本人の墓を前にすると不思議な気分になりますね。
太宰治文学サロンにも立ち寄りました。思ったよりこじんまりとしていたものの、太宰治グッズが色々売っていたのでファンだと嬉しい場所かも。
資料が並んでるほか、ボランティアの方が筆で書き写した太宰治作品の冊子もあって1人なら腰を据えて読むのも面白そうでした。
さらに少し歩いたところにて太宰治の家にあったという百日紅を見ました。
横道が少ない一本道の住宅街の中にありました。
有名人になると家に植えていた植物も大事にされるんだなあとしみじみ。
そんなこんなで荻窪〜三鷹の邸宅・庭、ほか太宰治にまつわる場所などを散策してきました。
途中晴れ間がのぞいたこともあってやや暑かったのですが、帽子で日差しをカットしたおかげで目の疲れはマシな感じ。
昨日の歩数は久しぶりの2万歩超え。
特に後半は休み休みでしたが朝から活動すると歩数はなかなか多くなりますね。
深夜にふと目覚めて立ちあがろうとした時、足がふらついてうまく立てなかった。
今もややフラフラ……。
しかし最近マイペースな生活を送っていたのでたまにはこういうのもいいかも。広い庭と住み心地の良さそうな邸宅を眺められて面白かったです!