ぽしゃ

いつか忘れた頃に読み返すための雑多な記録帳

暖房を入れる(2023年秋)

昼過ぎに目を覚ますと雨が降っていた。

たくさん眠ったはずなのに頭にモヤがかかった感じがして一日ぼんやり過ごしていた。

せっかくの日曜なのに、と焦燥感が募る。

ラジオから流れるクラシックを聴きつつ、北海道みやげに貰ったじゃがポックルを食べる。

ふと指先が冷え切っていることに気づいた。

室内温度は20度。

少し早いかも、と思いつつ暖房の電源をつける。

設定温度は23度。

暖房の口が開き始めるのを眺めながらふと今年初暖房だと思った。

真夏の冷房のひんやりした感じと違って、暖房の風は主張がすくない。

ゆっくりと室内温度が上がっていくにつれて頭の中のもやが薄れていくのを感じる。

何か食べたいかも、と思う。

出前……いや、まだ20時だし近くのスーパーに買い出しに行くのも悪くない。

ひとまずの腹ごしらえにと棚をあさると、買いためていた袋麺(塩ラーメン)の最後のひとつを見つけた。

重い腰を上げて、塩ラーメンを作る。

具材はネギだけ。

でも作って食べればほかほかで美味しい。

ついでに淹れた紅茶を飲む。

こんな休日も悪くないかもな、と思う。

ちょうどラジオのクラシック番組も終わったところだし、あとで散歩がてらスーパーに行こう。

なんだか無性に、牛すじと大根がたくさん入ったおでんが食べたい。

 

 

 

写真は家に飾っているお花。買ってから一週間ほど経ってるけど元気で見ているとほっとする。