ぽしゃ

いつか忘れた頃に読み返すための雑多な記録帳

金曜日のひと仕事

前日寝落ちしたこともあって昨日の目覚めはあまりよくなかった。けどなんだか空気がいつもと違う気がして気温を確認すると朝9時にして10℃。春じゃん!と喜びながら日光浴のためにサボテンたちを外へ出しました。(サボテンは基本5℃以上にならないと外へ出せない)

昼休みに散歩がてら近所の百均へ出かけて結束バンドを買った。

快晴の空、ぽかぽか陽気で春の匂いがした。

 

 

窓から見えるフェンスには目隠しカバーがついている。

住み始めた時からついているので先住の方か、大家さんがつけてくれたのだと思う。

フェンスの向こうには施設の裏口があり、時々人の出入りする気配がある。

裏口とこちら側の間には木々と雑草があってある程度の距離が保たれているのだけど、今の季節は葉も落ち草も枯れずいぶん見通しが良くなってしまう。だからフェンスには網目の細かなカバーが複数の結束バンドで取り付けられ、こちらとあちらの視界を遮っている。

風雨にさらされているせいかそのバンドの一部が劣化して時々ちぎれてしまう。するとカバーの端がべろんとめくれて目隠しの用をなさなくなる。それに気づいたら自ら結束バンドで括り直す必要がある。放置していても誰も括り直してはくれない。

言葉で書くと別に大したことがないように思えるんだけど、このフェンスは二メートル近くあり、しかもカバーはフェンスの向こう側にあるのでべろんとあちら側にめくれたカバーを引き寄せ、さらに腕を伸ばして頭上かなたにある柵にバンドで括り付けるというのはかなり骨が折れる。ちょっと気合が要る。

大変な作業を寒い日にやっては手がかじかむ。こんな暖かい日にこそやらねば損、と自分に言い聞かせて結束バンドの袋の封を切ると、向こう側にめくれた目隠しカバーを手繰り寄せて、錆びた金属のふちに覆われた穴にバンドの紐を通す。バンドの端をもう片方の端にある穴に通してカチカチと締めていく。これがなぜかうまく締まらないことがあって、そういう時は一旦外してやり直し。

そうして四苦八苦しながら結束バンドの外れた四箇所を括り直すことに成功した。

作業後、ピンと張られた目隠しカバーに大満足。これでまた一年くらいはもってくれるだろう。

 

 

試験の申し込み期間が始まったので早速申し込みをした。やるしかない。やる気がみなぎっている。一方で焼肉が食べたい気持ちも高まっている。やる気と焼肉食べたい欲は比例しているような気がする。