ぽしゃ

いつか忘れた頃に読み返すための雑多な記録帳

真夜中のごみ収集車

am1:27 こんな時間に散歩している。

たまに見かけるバス停の時刻表で足を止めて、今の時間帯はもう便がないなと確認するのが楽しい。

小さなオムレツ的な月が煌々と照っている。星は一つしか見えない。

1月とは思えない暖かさ。

 

 

たまにしか来ない場所までやってきた。

Feed ME Orangeの自販機。500円入れるとその場で搾りたてのオレンジジュースが作られるというもの。

前に見かけたときは「こんなところに作って需要あるのかな」と思ったけど今も残っているということは需要があるのだろう。と思いながら初めて買ってみた。こぼれないようにプラスチックのフタがぴっちり接着されている。ストローを取り出そうとしたら全然出てこなかったので諦めてそのまま持ち帰ることにした。

でもよく考えると家にもストローの備蓄はないし、その場でフタを破いて飲んでしまっても良かったかもしれない。ただ帰路についてしまったのでやっぱり飲むのは帰宅後にしようと思う。

途中の道に冷凍ピザの無人販売店ができていた。こんなところに作っても需要が……と思ってしまうけど、そんなことを思いながら立ち寄ってしまうあたり自分みたいなのがターゲットなのかもとも思う。ピザ2枚で1500円。現金は持ち合わせていなかったので買わなかった。

 

 

ごみ収集車がコンビニの前に停まっている。こんな時間にゴミを集めているとは、とまじまじと眺めてしまった。ややして、家庭ごみではなく商業ごみを集めているらしい、と気づいた。それにしてもこんな深夜に集めているとは知らなかった。

明るい水色の車体は夜の街灯に似つかわしくなく、とても目立つ。人の姿は見当たらない。車両の後ろのゴミを放り込む部分は昼間と変わらないスピードで回転していた。