ぽしゃ

いつか忘れた頃に読み返すための雑多な記録帳

おみやげはスープか味噌汁で

今年の2月ごろ、暖房をつけ、温かい紅茶を飲んでも毛布をかぶっても一向に体が温まらない朝、がたがた凍えながらラジオを聴いていると「スープ特集」のコーナーが流れてきたことを覚えている。

そのコーナーの中でえのバタ豚汁(X参照)というレシピが紹介されていた。寒くて仕方のなかったため、のろのろ台所へ向かった。そうして凍えながら大雑把に作ったえのバタ豚汁は、大層美味しかった。バターの甘みと味噌のしょっぱさが冷えた体に浸透していく。えのきの旨みと歯応えも相まってすっかり体は回復し、毛布をかぶらなくても大丈夫なくらい全身に熱が行き渡った。スープを飲めば体があったまる。そう学んだその日から寒くて仕方ない朝はスープ、やる気の出ない朝もスープ、魚のムニエルにもスープ、どんぶりものの日は味噌汁またはお吸い物をつけるようになった。ちょっと一手間かけて白味噌の味噌汁を作ることもあれば、粉末で済ませてしまうこともあるけれど、何か物足りない時は決まってスープをプラスする。

なので知り合いが旅行に行く際、お土産は何が良いかと問われると「スープ類」と答えている。味噌汁とか、お吸い物とか、クラムチャウダーとか。

 

 

今週のお題「最近飲んでいるもの」

→スープ、味噌汁など。最近は特にお土産でもらったスープ類がお気に入り。

北海道オニオンスープはなんでこんなに美味しいのかわからないというくらい味がしっかりしている。Amazonでも買える。ANAJALの機内で配られるオニオンスープの味です。

クラムチャウダーはこってりめの味でパンチがあって美味しい。

カニの味噌汁は確か新潟のお土産としてもらったもの。カニの風味がしっかりしていて、二日酔いで何も食べる気がしない時に飲んでいる。

クラムチャウダーカニの味噌汁はそれぞれ最後の一袋なのでここぞという時のために取っておいてあります。スープの塩っけは人体に必要なものなんだなあと実感している。

と言いつつ、市販のスープ類はなかなかピンとくるものがない。溶かし方が下手なのかもだけど……。昔は朝食に出てもあんまり好んで飲んだりはしなかった気がする。でも、寒い日の屋外イベントなんかで配られている、紙コップに入っているスープは美味しいですよね。あとJALANAの機内で配られる飲み物も絶対スープを選んでいる。

もしかしたらスープそのものだけでなく、人から貰ったというリッチ感や寒空、機内、空腹感、他の飲み物ではなく敢えてスープを選ぶというシチュエーションもポイントなのかもしれない。