ぽしゃ

いつか忘れた頃に読み返すための雑多な記録帳

ふるさと納税のはちみつが届く

仕事でちょっと憂鬱なイベントが毎月一回存在していて今日がまさにその日でした。

昼休みに外へ出かけ、ダイソーにて模様替えのためのケースを買うなどすこぶる快調だったはずのご機嫌がそのイベントを経てヨロヨロのボロ切れになってしまい、あまりのしんどさに「なぜこんなことに……」と呆然としていた夜。

ふるさと納税の返礼品であるはちみつが届きました。

本日届いたのは南足柄市のはちみつ。

みつばちの大地さんの「百花みつ」。

ふるさと納税の返礼品によくあるチラシなどの類はなく、小さな箱にちょこんと入ってやってきました。

軽く力を込めれば蓋が回って開く。透明な琥珀色をしている。いつものはちみつと同じようにお椀に入れたヨーグルトにかけてみる。

一口食べる。

ヨーグルトに溶けきってない甘みのかたまりが舌から喉へ伝っていく。

美味しい……。

 

少し前まではちみつといえば独特のクセが思い出されてそこまで好きではなく、チーズにかけてみたら意外と美味しかったり、あっさりした味のオレンジはちみつと出会ったりしてここ一年ほどでようやくはちみつを嗜むようになったのですが、そんな短いはちみつ人生の中でこのはちみつはいちばん美味しい。

クセが少なくて食べやすく、しかしあっさりしすぎていない。甘みと味がしっかりしている。

美味しい、美味しい……とそのままさらにスプーンで二杯も食べてしまった。おいしい……もっと大きなサイズを選べばよかった……。

はちみつの美味しさのおかげでボロ雑巾状態だった気分が新品のバスタオル状態まで回復しました。ありがとう南足柄市とはちみつを作ってくれた方々。おかげで元気になりました。

 

冷静になって考えてみると、これから毎月決まりきったイベントで気分が落ち込むくらいなら、その日の仕事終わりに美味しいものや幸せなものが届くように通販を注文するというのはかなり有効な対策かもしれない。

憂鬱が発生するイベント自体は仕方ないというか、それでお金貰ってるから文句は言えないというか……そういう性質のものなので耐えるほかないんですよね。社会人の悲しい性。誰が悪いとかそういう話でもないし。

憂鬱と言ってもこれは別に抱えておかなければいけないほど大事な悲しみでもないので、できることならさっさとほっぽってしまいたい。

 

しかし改めて「月に一度好きなものを買っても良いよ」って言われても欲しいものってあんまり思い浮かばない。ゲームや本は欲しい時にパッと買ってしまうし、映画は観たい時に観に行くものだし。

来月のイベント発生日までに何か良さそうなものがないかちょっと考えてみたいと思います。