ぽしゃ

いつか忘れた頃に読み返すための雑多な記録帳

夏の名残にさようなら

今年の夏、初めてかき氷機を買った。何月に買ったかは覚えてないけど、夏の盛り、暑くてどうしようもなくむしゃくしゃしてたことは覚えている。

毎年夏になると暑さを紛らわそうとクーラーをつけたり、冷たいものを食べたり飲んだりするけれど、どれだけ工夫を凝らして暑さを追い出しても、壁を隔てた向こうに灼熱が存在し続ける限り何も解決していないように思える。

夏が去り、秋が来て、冬が近づく頃にようやく夏から解放された気分になる。もう夏はいない。もうここにはいない。終わった。分かり合えなかった。それでも、終わらすことでしか解決しえないものがある。

 

 

先日ここにもちらっと書いていた、ずっと持ち続けていたとあるタスクをようやく終わらせました……。長かった……。思い返すとそのタスクが発生したのは八月の終わりで、夏真っ盛りの頃だった。ちょこちょこ調べ物をしてたものの一向に進まず、それどころかやるべきことが増える一方で、優先度低めのそれはずっと放って置かれていた。

タスク君、忘れられてきっと寂しかったよね……大変申し訳ない。先日から常々資格勉強をせねばとか書いていたけど、本当にせねばならなかったのはこのタスクの完遂だったのではないだろうか。それなのに自分でもびっくりするくらいこのタスクを片付けるということが意識から外されていた。無意識に目を逸らしていた。防衛本能みたいなそんな大それたものじゃないけど、見ないようにしていた。

意識していなかった、けど心に引っかかってたらしい。その証拠に今かなり清々しい。すっきりしている。今日のことはこれからしばらく、何度も反芻すると思う。

タスク終わらせた直後は自分ではどうしようもないハイテンションが発生していたので先ほど映画館に駆け込んで映画「SISU」を観て心を落ち着かせてきた。は〜〜面白かった……。

 

このタスクを待ち続けてしまった原因は色々あるんだけど、一番が初めて使うツールの単語や操作がうまく飲み込めなかったことだった。脳の老化を感じる。でもこればっかりは頑張るしかないのかな。これからの課題。

次点はそのツールが自宅のPCだとカクついてフリーズを繰り返していたこと。メモリが4GBしかないPCを使い続けるのは限界かもしれない。

 

とにかく終わらせました、今年の夏を、夏の名残を取り払いました。すっきりさっぱりこれで心置きなく冬を迎えられます。

 

 

かき氷機は未だ台所に鎮座していて、冷蔵庫にはブルーハワイのシロップが残っている。まだまだかき氷を食べるつもりなので当分片付けるつもりはない。かき氷は夏そのものというより夏の思い出、前の夏を乗り越えた証なので全然そこにいてくれていい。これからも末長く仲良くしたい。