放送大学に入学して早四ヶ月。2024年第1学期の単位認定試験を終えましたので、今期のふりかえりや反省をまとめました。
今期の状況
- 入学:2024年第1学期
- 現在:1期目、選科履修生
- 目標:62単位(下限)~80単位以上取得
- 学位授与機構の制度を利用した情報工学の学位取得をゆるく目指しています。
- 今期の履修科目:6科目
- 情報学へのとびら('22)
- 初歩からの数学('18)
- 自然科学はじめの一歩('22)
- 計算の科学と手引き('19)
- 演習初歩からの数学('20)
- プログラミング入門Python('24)
当初の予定
(今回履修した科目の印刷教材)
何事もはじめたてはモチベーションに溢れているもので、放送大学に入学したときも同様。
当初はひとまず気の向くままにやってみよう……3ヶ月もあるのだしそのうち終わるでしょう……と思っていたところ、資格勉強に仕事に植物の世話にといろいろやっている内にいつの間にか学習へ気が向く日が少なくなり(当然と言えば当然……)終わらず。
結局は、どの科目も締切前に詰め込み方式で学ぶことになりました……。
通信指導(5月)
ゴールデンウィーク前、入学して一学期目ということで放送大学から受験方法の説明のための電話が来ました。
通信指導という制度をよくわかっていなかったため「提出物があるなんて……!」と驚き、焦って学習を再開。
大急ぎで学習を進め、WEBで通信指導を提出しました。
オンライン授業 課題提出(7月)
今回履修したオンライン授業は全8回(1単位)。
放送授業との違いは、演習問題・小テストがあり、7月初旬にはレポートの提出が必要な点です。
講義の動画は2倍速で再生できるのですが、演習問題を解いていると頭を悩ませることも多く、じっくり問題を解いたり動画を見直したりしていると1回の講義になんだかんだ1~2時間かかることも。
オンライン授業は放送授業より課題提出期限が早いので、とにかく早めに着手することが大事と痛感しました。
ただ各回で小テストがあるのは緊張感を保てる点でとてもありがたく、レポート作成では悩みつつも自分の言葉でまとめ上げたことで理解が進んだ気がします。
単位認定試験(7月)
オンライン授業のレポート提出後はついに単位認定試験期間です。
今回履修した科目はすべて択一式問題だったので過去問2年分を解き傾向を把握→教科書の該当部分を復習(教科書持ち込みOK)という形で学習しました。
試験を受けた結果、基礎的な内容の択一式問題であれば日々の学習を完璧にせずとも何とか解くことは可能、と分かったのでちょっと心が軽くなりました。
放送授業は全15回、試験は印刷教材やノートの持ち込み可ということでどこまでしっかり学習するかは私生活や真面目さとの兼ね合いになりそうな感触でした。
ふりかえりと反省
今期は初めてということもありお試しという気持ちで受講。
結果、授業内容はさることながら学習ペースや学習方法、モチベーションの維持などいろいろと収穫があり、良かったです。
特にオンライン授業が予想以上に身になってよかった。初歩からの数学は演習(オンライン授業)の方に助けられたと言っても過言ではない。隈部先生の説明がとてもわかりやすかった……次回も何か隈部先生の科目を取りたい。
反省点としては、オンライン授業以外はほとんど授業内容を一周できなかった点……。次回は履修科目の放送授業または教科書を一周以上できるようにしたい。
買ってよかったもの
- 蛍光ペン
- 赤ペン(ピンク)
- ルーズリーフ(A5)
印刷教材と同じサイズのルーズリーフが重宝しました。ページ数を調整できるので軽くて持ち運びやすいこと、ページ順を変えられるところがとても便利。
演習問題の丸つけをするために赤ペン(ピンク)を、蛍光ペンは教科書にラインを引くために買いました。
今期は追加の参考書などの購入はなし。
今回の学習方法については長くなったので閉じておきます。
開く場合はこちら
学習方法
今回は初めてなのでいくつかの勉強方法を取ってみました。
- 教科書を読んで、放送授業を見る(ノートをとる)
- 放送授業だけ見る(教科書に書き込む)
- 主に教科書だけ読む
- 演習に重きを置く
当然ながら、教科書+放送授業+ノートの3つをやるのが一番身になりました。「自然科学はじめの一歩」はこの方法で学習しました。
教科書を読んで「へ~」となり、教科書を読んでも分からなかった箇所は放送授業で解説されるので「なるほど」となり、ノートをしっかりとっているので試験前も振り返りがしやすい。
欠点としては教科書を読んでからの放送授業視聴となるのでスケジュールが後ろ倒しになりやすいこと、ノートを取りながらの視聴なので時間がかかりやすいこと。
放送授業だけ見る(教科書に書き込む)
馴染みのある内容の授業(情報系)は放送授業だけ見る方式でも追いついていけました。「情報学へのとびら」はこの方法で履修。
教科書を片手に放送授業を視聴し、教科書に逐一書き込む&蛍光線を引く。
動画を流すだけなので学習のハードルが低く、蛍光線が引いてあるので後から教科書を見直した時に重要なポイントが分かりやすい。
欠点は教科書にない説明を書きこむ場合、スペースの都合でノートよりもまとめづらいこと、初めての知識習得には向かない(初めての知識の場合は自分の中で体系づけるためにノートにまとめた方が良い)こと、学習した内容が風化しやすいこと。
主に教科書だけ読む
どちらかというと動画を見る気力がない時の方法で、自宅で、または喫茶店などでケーキでも食べながら、飛行機に乗りながら教科書に目を通す感じです。
長所としてはいつでも一つ目の学習方法(教科書→放送授業)に移行できること、欠点はせっかく放送大学に在籍しているのに放送授業を受けないのは勿体ないこと・知識が風化しやすいこと・理解が中途半端になりがちなこと。
演習に重きを置く
主にオンライン授業です。
オンライン授業は動画視聴→演習問題を解く→小テストを解くという流れだったので、ノートはとらず、演習や実際に操作して学ぶことが多かったです。
長所は勢いのままに進めやすいこと、実際に手を動かすので知識が身に付きやすいこと。
短所は一度中断すると再開まで腰が重いこと(これは他の方法でもそうですが……)、自宅で時間を取る必要があること、小テストが緊張すること。
まだまだ学習方法は模索中ですが、どの方法を取るにせよまずは早めに一周終えて復習に重点を置くことが大切かなあと思ってます。
来期(2学期)の予定
本来の目標である情報工学の学位取得に向けて今回同様4科目~6科目を履修予定。
ただ次回は教養として文系科目も取りたいなあと考えている。レポート作成の参考になりそうなものか、経済系か法学か哲学か……迷う。もちろん演習中心のオンライン授業も何か履修したい。
1学期の成績発表は8/15、2学期の科目登録期間は8/15〜8/31。2学期はとにかく早めに学習を進めること、余裕をもって試験に臨むことが目標です。
単位認定試験の結果が出たらまた追記したいと思います(合格してますように……)