ぽしゃ

いつか忘れた頃に読み返すための雑多な記録帳

遠くの銀河と明日の試験

放送大学から電話が来た。

大学や機構から電話が来るといつも「何か滞納してしまったかな……」と心配になる。

というのも実は、奨学金返還の引き落とし口座として使用頻度の低い口座を紐づけていた頃、残高不足で引き落としができず、状況伺いの電話がかかってきたことがあるのです。

多分まともに生きている人には馴染みがないかと思うのですが、日本学生支援機構奨学金返還がとどこおった場合(一ヶ月でも滞納した場合)、債権回収会社から督促の電話がかかってきます。そう、日本学生支援機構ではなく債権回収会社から。

債権回収会社。己の過ちの大きさを実感できる字面ですね。大変申し訳ない。今はメイン口座からダイレクトに引き落としているので滞納はないのですが、未だに知らない番号から電話がかかってくると真っ先に『債権回収会社』のことが頭に浮かぶ。で、何かやっちまったかな……となる。

(でも放置するとやばいのは知ってるので咄嗟に出られなくてもきちんと掛け直す)

こわごわと放送大学の方に掛け直すと、初めての入学者向けに通信指導や試験について説明するために電話しているのだという。ありがたく説明を受けました。

学習自体は進めているものの順調とは言い難く、進捗を聞かれるとちょっと後ろめたかったのですが「社会人はゴールデンウィークなどの連休でまとめて学習される方も多いですよ〜」と聞いてちょっとほっとした。頑張ります。

 

そういえば最近、放送大学の教科書に「金属の海」とか「太陽系の果て」とか普通に生きてたらあまり耳にすることのない言葉が出てきて嬉しい。

自分の知らない概念や知識それ自体を知るのが楽しいし、それらが賢い誰かによって体系付けられたものだということを目の当たりにするとうわー世界って広いなー!いいなー!となる。人類の叡智の結晶とよく言うけれど、到達点よりもそこに辿り着くまでの蜘蛛の巣のように緻密な繋がりと積み重ねが素晴らしいですよね。関わった人、皆すごい……。

 

 

そんなことを言いつつ実は明日は資格試験当日。

こちらについてはほぼノー勉ノーモチベなので、いっそ欠席しちゃおうかな(日曜日の朝昼貴重な五時間半を受かる見込みのない試験に費やすのはイヤだな)と考えてたのですが、受験料がもったいないので、午前I・午前II・午後I試験のうち午前Ⅰだけ受けてくる予定です。

早起きする口実にもなるし、基準点越えられれば次回以降の午前Ⅰ免除の権利をもらえるし。

しかし、自分で受けると決めた試験でさえこんな風に割り切ることができるなんてダメな大人になっちまったな……。

ゼロか百か一か八かで生きていた頃が懐かしい。

ともかく今夜は太陽系の果てに思いを馳せながら明日の午前Ⅰ基準点突破を目指して夜更けまで勉強頑張ります。

どうか明日出題される問題が例年よりはるかに簡単でありますように!!!