ぽしゃ

いつか忘れた頃に読み返すための雑多な記録帳

三年前からずっとそこにあったもの

部屋の模様替えを少しずつ進めています。

先日ダイソーで買った組み立て式の棚(諸パーツを買い集めて組み立てる千円ほどの小さなもの)が自室にちょうどよくて、今日同じタイプのものをもうひとつ買って組み立てました。

高さがあまりないので収納力は低い、そのミニマルな感じが良い。

 

服については用途別に分けて、百均で買ったカゴに無造作に放り込んである。

予定ではハンガーラックを買って整頓するはずだったのだけど、12月は現時点で出費がかさんでおり、この上さらに急ぎではない服の収納グッズを買うことに尻込みして、不要な服を捨てつつもあまり整理が進まない状況だった。

先立つものはいつだって金……。

でも金を節約することと、金を使うことに対して臆病になることはまた違うよなあとも思い直して、ちょうど想定より安いものを見つけたこともあり、本日購入しました。

届くのは今週末と来週中の予定。

それが届いたら本格的に衣服を整理しなきゃいけないので骨が折れそうだなーという気持ちもありつつ、ブルドーザーの気分でガーッと進めていきたい。

 

 

片付けをしていたら過去に衝動買いしたアニメグッズが50点ほど出てきたので捨てようと思った。その話をしたところ、フリマ系に凝ってる知り合いが譲ってほしいというので譲渡した。

袋を開けずに押入れに放置していたものばかりで、今更欲しい人いるのかな、と心配していたら先ほど数点売れたと連絡が入った。

一人暮らしが長くなるとゴミ屋敷にしないためにある程度捨てることに躊躇がなくなるものだけど、こうして引取先が見つかってよかったとホッとするのもまた事実。廃棄に対する感覚を普段どれだけ麻痺させているのかがよくわかる。

今回手放したアニメグッズを再び買い集める日は来ないと思う。あれらは射幸心を煽られて衝動的に通販で購入してしまったもので、後日、届いた時に購入時よりも魅力的に思えずひどく後悔した。同時に後悔を覚えたことを申し訳なく思った。

その反省からなかなか捨てることもできず、義務的に保管し続けていた。今でも申し訳ないことをしたと思う。

 

いい加減な感情で買い漁られ、戒めという名目で押入れで埃をかぶっていたそれらが3年という時を経て梱包されて寒空の下、本当に欲しいと思った人の元へ届けられていくことを思うと、いやそれ自体はほんのささいなことなんだけど、何がどうなるかはわからないなあと思う。少なくともずっと封じ込めることにならなくて本当に良かった。