2024年1月に読んだ作品や観た作品などまとめです。文章系3冊、漫画3作品(連載)、映画2作品、そのほか。
本(小説)
ヴァン・ショーをあなたに(近藤史恵)
タルト・タタンの夢シリーズの二作目。さくっと読める8つの短編。頓着しない話運びが好きです。特に「氷姫」が好き。
本(小説以外)
自殺帳(春日武彦)
タイトル通り、自殺についての論考。
個人的な興味にマッチしていたこともあってとても読みやすかったです。
1999年発売の本ということで一部用語が古いけど、読み物としてもとても興味深く読みました。
自分は屋根裏に見知らぬ他人がいて自分の生活を覗いているとしたら恐ろしさより親しみや1人ではない心強さを感じそうな気もしないではないので、いずれ似たようなことを口にするかもしれないとも思った。(とはいえ現実だったらビビりまくって警察に通報すると思うけど)
漫画
対世界用魔法少女つばめ(第13話~第15話)
話がどんどん面白くなっており楽しみながら読んでいます。能天気に振舞っているけど何も考えていないわけではない主人公に目が釘づけ。
エルフ夫とドワーフ嫁(第1話~第13話)
少しずつ読み進めています。落ち着いた雰囲気のまままったり進む作品ですが、随所随所できっちり線引きを怠らない印象。安心して楽しんでいます。
ペンションライフ・ヴァンパイア(1泊目~20泊目)
少しずつ読み進めるはずが一気読みしてしまった。可愛い絵柄に可愛い登場人物に可愛いストーリー。今はちょっと訳のありそうな過去編。隔週~3週に一度の連載ペースなので次話を待ち遠しく思っています。
映画
ホラー映画。軽い気持ちで観たらなかなかウッと苦しくなる内容だった。作品としてはきっちりうまくできていて展開もハラハラドキドキだったのでアリ・アスター作品が好きならおすすめ。苦手ならおすすめできない。私には刺激が強過ぎた。
サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020)
コメディ映画。こちらは重い気持ちで観に行ったらとても心が軽くなった、良い映画でした。主人公、客観的に見て良いやつではないんだろうけどなんだか憎めない。ちょっとだけ感想も書きました。
そのほか
- 気分が上がらないときにサンドイッチマンのコントを観て元気を出していました。(パソコン教室、保育園、刑事富澤、レストラン、引っ越し、不動産屋、寝具店)
- 本を作りたいなーという漠然とした思いつきでマイブックを買ってみたもののまだ使い方が決まっておらず白紙。日々いい感じの言葉やものを見つけたら書き留めるみたいなことをしようと思っていたのだけど、文庫本に自分の字を書き入れたくないなという気持ちが勝ってしまった。自分は本は「他人」でいてほしいのかもしれない。今まで何冊か本を作ったことはあるけれど、そのたびにしっくりこなくてどれも蓋つきのボックスの奥底にしまっている。本を作りたいけれど自分の本は作りたくない。のかもしれない。
- とある大学図書館を利用できることを確認できたので2月からは学習・読書ともに利用していきたい。図書館でずらっと並んだ背表紙の題名を面白そう~と眺める時間が大好き。